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つまるところ
ダテの利く街なんだあそこは
・・・・・ わッかるかナァ
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2007.9.23.( 予定 )
函館旧花街・大門へのオマージュ
【 一夜限りのグランド・キャバレーの灯 】
” ネゴシエイション ” - たまにはカネのこと少し
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わたしにとってはちっとも良くなくても
物事の全体的な流れにとっては良い、
そういう結果ならば、
目先の負けなどは問題ない
有形無形のあらゆる価値や仕事、
安く買うのも安く買われるのも
どちらも不幸だったはずだ、
もちろん場合による、例外はいくらでもあるが
いまはフツウにビジネスの話だ
「 星勘定も銭勘定もしねえのが心意気 」、
だけれどここはガマンして
いまはフツウにビジネスの話だ
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安くあげるばかりが勝ちでは決してない
( これは建設業界で染み付いた )
そんなことばかりに汲々として
いろいろなものを緻密に出し入れしたりして苦し紛れに
結果、流れがガタつくのも好みでない
あらゆるルートからいろいろなソロバンをはじいておいても
わたしとしては、最終決断に結局、
いちばん高い方法論を選ぶことになったりもする
がそんなのはゼンゼン問題じゃない
” 儲けアリキ ”
ここを一等おさえないと現社会では
阿呆と叩かれるワケだけれど
( 当然だし )
それよりも
物事が果てしなく気持ちよい勢いでフローし続ける、
わたしはそういうやりかたをしたいとおもう
相手も自分も
儲けと疑心とに汲々とするネゴはじつのところ滅入るが
正直で前向きで明確で、
エンパワーな感じのするネゴがいつもしたい
お金は一方向のベクトルではなくて
四方八方相互へのベクトルを描く
うつくしいビリヤード・プレイのように
感動のともなうフローをデザインするべし、とおもう
*
フン
云うだけタダだ
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その先夜
別件へ出直す
打ち合わせがてら
西荻窪はアケタの店
キャバレー企画本番に出演予定の、
ダイリキ氏とヨネキとに会いに青梅街道に乗る
ステレオから
これらの曲は冬の朝だ、とおもい込んでいたアルバムが
霧雨の夜の国道で意外にもシンクロし、
なにかをおもいだしそうになったりする
*
言葉で
掴まえられそうで掴まえることのできない、
いろいろな感触が、舌先に触れては立ち消える
たぶんひとは、
なにひとつ忘れていないのだとおもう、なにひとつ、
記憶というのは脳ばかりの仕事ではなく
あらゆる細胞に組み込まれているものだ
これがすべての万象と呼応しあう
*
地下の店で
プレイ後のふたりに逢って
たまたま居らした明田川さんの
ヘンにテキトウだけれどもマジメなような、
やっぱりすこぶるヘンで怪しいような、
結局ふざけたような、騙されているような話を聴き、
そうして
ヨネキをウッドベースごと乗せて河岸を変えた
*
そう、ここで、キャバレー企画当日の、
テナー・カルテットのメンツをバラしておこうか
トンデモなく贅沢だわよ!!
・ 片山 広明 ( ts )
・ 吉澤 朔 ( pf )
・ 原 大力 ( ds )
・ 米木 康志 ( wb )
ヒュー、
パーソネルを打ち込んだだけでわたし、
叫び出したいほどに嬉しいメンツ
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その日、
東京から函館へ来るみんなに
どうしてもステイさせたいホテルを待っていたが、
めでたく4月にオープンしている
*
先月の函館滞在中に、
迷惑ながらアポなしで H氏 を呼び出しては、
すべてのタイプの部屋をひとめぐりさせてもらい、
そしてそれはスバラシかった
東京組のメンツ12名に関しては、
今回はこちらのホテルが腕をふるッてくださって、
協力いただけることに!!
もう最高
どうせ酔って疲れて、
部屋もヴューも、どうだってよくなるのだろうけれども
あのひとたち
喜んでくれたらいいなあ
*
ここ、
☆ 函館男爵倶楽部 ☆
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