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2007.9.23.予定
函館旧花街・大門へのオマージュ
【 一夜限りのグランド・キャバレーの灯 】
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現場の合間に、ご協賛募集めぐりもしています
ここは港町 -
この街は、
海洋で栄えたんだ、
とおもい、港湾及び海運方面への企業アクセスも進めています
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また更新が遅れたので
ひとまずまた、
みなさまへのスペシャル・サンクスばかりを連ねる
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この企画に100万円出してください云々、
と、
6月のいっとう始めに白羽の矢を立ててあった
初対面の経済人氏には、
この数ヶ月間スッカリ、
放置されていたわたしだが、
待つことようやくにして先日、
くだんの御仁、現場にあらわれてくだすった
この日で、
お目にかかるのは2度目でありながら、
あまりに待ち焦がれた男であったから
なんども空想しつくした顔は、
すでに馴染みのものだった
うれしかった
カネなんか1銭も、いらないわ ( 太字 )
来てくださったことが、ただすこぶるうれしかった
それだけで100万金の価値に勘定してよかった、
なにしろはじめに
初対面のわたしのしどろもどろな話を
黙って聴いてくれたあの日だけで、
それだけで100万金の価値だった
「 それはそれとして
来年の市民歌舞伎の舞台に、君が出ないか 」
なーんて突然、
ゼンゼン関係のないことを云われたが
順序からすると
まずはわたしのオファーに白黒つけてください
( やっぱり1銭でもいいから、ください )
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また昼飯を逃して夜になった
あんまり横ヤリがうるせえから
ついに大声で啖呵を切ったら、
相手がグンと立ち上がったのでピューと逃げ、
結果として無銭飲食してしまった彼の店に、
日を変えて、支払いにいった
( もちろん多く出した )
月は中空ですっかり欠けてあって驚いた、
前夜、すでに満月だったのにイキナリどうしたことか、
コレはみんなに教えてやろうと
現場後片付けのキャタツなんかを
がらんとした駐車場の真ん中に放り出して
じぶんがただひとりの、
第一発見者のような気分で、駆けてった
タイヘンだタイヘンだ、月が
「 月蝕だろ、知らなかったのはただひとり、
お前だけだよ 」
と相手が笑ったので、仲直りした
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「 さっちゃんよう、
僕はもう、心配で心配で心配で、
スッカリ毎日ここへ来てるよ、
君がいつも、カネじゃねえッていうから、
僕はカネは出さないけど、
僕からの協賛は、心配ッてことでいいね 」
と、まだ2日しか来ていないくせに恩着せがましく云い、
欲しくもない心配協賛なんかを押し付けて
( カネですよカネ!やっぱり世の中はカネ!!
あなたも大人なら!! )
スーツ姿にヘルメットだけ被り、
そこかしこに偉そうなイチャモンをつけてくNK氏が
この日に伴ってみえたのは道路の舗装工事社長
- ヨシおもしろそうだ、俺も何かしたいね、
・・・・・・ ここの道路は市のもんだ、
みっともないから直してやる
といって、
廃墟エントランスの前に穿たれた、
古い道路の穴ボコや、
数々のガタピシを指した
ウソ、1日のために!!道路をッ?!
ああ、だってきっと大勢がここを訪れるんだろ
これじゃあんまりだものな
、、、って
ヒャー、イイ男がいたもんだ
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ようサチヨ、進んでる?
おめえ寿司食いてえか?
俺ァなんにもしてやれねえけど
俺の握った寿司、あとで差し入れしてやるよ、
というM、
あれからすでに数日が経ち、
わたしにはまだあんたの寿司が届きません
まだでしょうか...
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わざわざ札幌から飛んできてくだすった、
Kディレクター氏による、
UHB( 北海道文化放送 )取材が先日、
楽しく無事に終わって、
本日の放映後、
数々の着信やメッセージ、
それにPCへのメールが数件届いておりました
ススキノのホステスさん、
あなたは札幌からいらしてくださるというの?
それは光栄、
でしたらぜひともドレスでいらしてね
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ラジオ収録
80.7FMいるかにて ;
9月1日から4週にわたっての各土曜日、
16時から17時オンエア、『 大村氏のマイタイム 』
ガン治療中とはおもえない、
以前のごとく精力的な大村氏による、
優雅なナビゲイトでの対談です
ひさびさの大村氏との邂逅、
非常に楽しい収録でした
大村氏は
会話についてのガイド上手、
ふだんから、マイクがオンでもオフでも、
それはそれは楽しくて、つい白熱してしまうのです
早朝に森を散歩して、
彼等の邸をノックし、
カプチーノを淹れてもらっては、
好き勝手な話を焚きつけ、
夫妻に呆れられるのが好きだった
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この企画が終わったら、
またあんなふうに、そよぐようにゆったりと進む時間を、
むさぼりたいとおもっている
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