■
ああ!!
得意な気分で、愉快!
*
きょう、
・ なんと4年以上も放ったらかしにしておいた、
・ 見るもウンザリするほどにハンパであった、
・ なぜこんなばかな真似を、と後悔しつくされていた、
・ あるいは見て見ぬフリをされつくしていた、
・ もう二度と手をつける気になどならずにいた、
・ 決して完成されることはないであろうと自ら予感していた、
リビング・ルームの壁のひとつを大きく覆う、
樹木、という名の 『 壁画 』 を!
なぜか突如として思い立って着手し、
湧き出でるような溜め息を幾度もつきながら、丸一日かけて、
アースデイであり、かつ地方選挙投票日であるこの日、
【 ついに完成させた。 】
*
ソファで隠れるはずの根元の部分は
隠れるんだから塗らずに済まそう、なーんておもいながら、
イヤやっぱり、
なにごとも、根こそが大事であろうとおもいなおし、
手抜きをせずにじっくりと取り掛かった
作業はまるで囚人のごとし
( なにしろ一般的なヴィニル・クロスは
塗装用にできていないので、
生地そのものにも、エンボスの凹凸にもネタが乗らず、
途方もない集中力を必要とし、
呼吸を止めて、点描みたいにして描くことになるのですが、
これがすこぶるタイヘンです、← というココが自慢 )
途中、気晴らしに出かけて天然の鯛が入手できたので、
ケッパーとドライトマトとローズマリーでアクアパッツァを作って
さらにはシャンパーニュも開栓し、
ザザッと堪能してからまた囚人となって
ふたたび 『 壁画 』 に取り掛かり、
とてつもないペンキ仕事をし終えたワケですがそこで、
*
( 得意のワケはようやくここからです )、
このたびの函館市長選挙、
怒涛の荒波出馬を表明し、
革命を起こす運命にあったMJ-N氏でしたが
< 本日の開票結果、めでたく、大差で、新市長に! >
驚いた
MJ-N氏( 元助役西尾氏 ) あらため、
HSS-N氏( 函館新市長であるところの西尾氏!! )
*
これまでの詳細は随所にソースが存在してあるので
ここでは割愛いたすし、
それらへの言及もここでは避けますが、
なにしろ刺激的な当選です
が、どうもわたしとしては、
きょうの、不意に火がついた仕事である
あの 『 壁画 』 の完成された樹木が、
入魂1票の代わりとなって遠隔から、
お百度参り、縁起担ぎ、または念力、となって、
最後のダメ押し、あるいは
ダルマの眼を入れる、ことと等しく働いたのじゃあないかな?
と、どうもそんな気がして、ならない ( なんちゃって )
*
樹は云う、
『 大志は、まっとうされるでありましょう 』
イヤー、まあほんとは壁画はどうでもよいのです(嘘)
西尾さんおめでとうございます、
彼を手伝った方々も
おおくのひとびとが、溜飲を下げたことでしょう
みんなが、新しい風を求めたのでしょう
ああ、
おそれながら、遠くから万歳です、ヒュー
*
スッカリ安心して、
函館在のとあるジョーダン氏に電話し、
「 かくかくしかじか、」
と壁画の件を、得意になって恩着せがましく告白すると、
「 そのような出来すぎた話はデマでもいいから歓迎だね 」
と笑った、そのうしろがガヤガヤとして、
気の置けない、親密な猥雑さで満たされていたので
みんなして酔っ払っていたのかしら
・・・ という話
ま、彼が歓迎と云うんだから書いた
( アレッ、またなんだか回りくどかったかね? )
■
立国は公にあらず、私なり
独立の気力なき者は国をおもうこと深切ならず
愚民のうへに苛しき政府あり
- という福沢諭吉の言葉を、おもう日
*
おかげでジムへはゆけない一日となったが
それ以上になんだか気持ちの
シャンとする夜となって
せんじつ新調した
あたらしいティファールのアイロンを出し、
ところが納得のゆくアイロン台がなかったのでおもいつき、
深夜に
魚用の巨大なまな板を改造して布を張り、
あたらしいアイロン台をつくった、
なかなかイイ
なににでも、
バリバリとアイロンをかけようとおもう
ほら、外は春だし