■
どんなことに困ってんだ、 というから
かくかくしかじか、と云った
しばしの沈黙のあと
ギュウと熱く乾いた視線を寄こして低い声
「 ・・・・ 消防本部に、、あるぜ、、、アレが 」
*
ここのところ
ただあちこち歩くたびに、
出会うひとがおしなべて同情のようなものを
表情や言葉で、寄せてくださるにつけ、いったい、
どんな話が出回ってるのだろうかと不安におもいつつ、
まあいいや
” 函館開港150周年 ” への持ち込み企画、
【 青函帯2009 】 について
( ※ 青函帯ウェブサイトは現在オフ中 )
*
- フーン!わたしの希望に準じたモノが、
消防本部に、ある!!
*
もしもしご無沙汰です、
聞くところによると消防にアレがあるそうで、
かくかくしかじかの作戦で
ソレを使用させてもらえる可能性はないかどうか
「 ・・・・・・ あぁぁぁあんたネエ!!
ひとがせっかく!!
しばらく連絡がないがアンタの企画どうしたろう、
不景気に大丈夫だべかとか行政が邪魔してないべかとか、
やっぱり不況で難しいんだべかとか、
東京との行き来もタイヘンなんだべかとか
いろいろ余計な心配していたっちゅうのに!
またしても何の悪企み!われわれ消防ッてのはですねえ!
防災と災害時のために存在しているもので云々・・・!
たのむから消防をカラめなさんなとゆうのに!!
悪いこと考えないでアンタ、ただ休憩に来ればいいのよ!
ただ休憩に!!ときどきここでお茶でも飲んで!!
まァァッたく!!!誰に空気入れられたんだい誰に!
・・・ 前の消防長かッ!
あんた!” 前の ” 消防長! ” 前の ” !!
ヤンヤあのひとも!!
関係ねえとおもって今度は!!
好き勝手なこと云って遊ぶもんだ! 云々!!! 」
・・・ と、長々とものすごい勢いでこっぴどく怒られたので
すごすごとあきらめた
■
どこかに埋蔵金はないかねえ~、、、フンフンフ~ン♪ と
たぶん探ってくれているフリをしていた IZ氏、、
なんとなく平和で、にこやかで、呑気な
日暮れ時の室内の沈黙を破ったのが同じ氏の声
そうださちよさん、
たしか神棚を買えば助成金が出るという団体があった!
「 カミダナ? 」
- mm、神棚は大事ですよね神棚は
と横で渡島支庁長がマジメにつぶやく
「 ウッ、、、じゃ買おう、神棚 」
としてその場を辞し、
そのスジに関係ありそうな某社長へ軽薄にTEL
「 こんにちは社長、
神棚買うと云えばことによるとどこか
助成金出るってんですかい 」
「 神棚!! ワハハ!!
いきなりなんだい!騙されてるねえアンタ!
その団体いまはもうないはずよ、なんか問題で!
誰から聞いたんだね! え、IZ部長!あのひともまた!
関係ねえとおもって好き勝手ないたずら云いやがる! 」
*
ずいぶん
関係ねえとおもってテキトウなことを云っては
テキトウに付き合ってくれる大人が
まわりにいるようだけれどもいいんだ
*
わたしが本当に求めているのは、
消防本部にあるアレでもなければカネでもない
ありがたいのはむしろその、
テキトウに付き合ってくれている大人たちでもあるし、
それに、
本当に求めているのは、
消防本部にあるアレでもなければカネでもない
求めているのは、
もっと得体の知れない、
もっと、
別のものだ
*
みなさんに、N.マンデラ氏のことばをシェアする
「 私たちの最も深い恐れは、
私たちが無力であることではありません。
私たちの最も深い恐れは、
私たちが並外れてパワフルであることです。
私たちを最も怖がらせるのは、
私たちの暗闇ではなく、私たちの光です。
私たちは、自分に問いかけます:
卓越した、華麗な、才能豊かな、素晴らしい人となるべき
私は誰か?あなたがなるはずがないのは誰か?
自分が取るに足らない者であるふりをするのは、
世の中のためにはなりません。
あなたの周りにいる人たちが不安に感じないように、
小さくなることには、啓蒙のかけらもありません。
私たちは、私たちの内面にある神の栄光を
実現するために生まれてきたのです。それは、
限られた人たちの中にのみ存在するのではありません。
それは、みんなの中にあるのです。そして、私たちが、
自分の光を輝かせるにつれ、私たちは無意識に他の人々に、
同様であるための許可を与えているのです。私たちが、
私たちの恐れから解放されたとき、私たちの存在は、
他の人々を自動的に解放するのです。 」
● ● ●