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ちょいと書く
僭越でもいいし怒られてもいい
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函館開港150周年について
市井のみなさんは現在
行政の動向が明確にわからなかろうとおもう
*
わたしはこの1年間ずっと、
個人的にはなるべく市とのコンセンサスを逐一、
しつこく取り続け、
また150周年というタイトルと、
市の思惑や理想や動きなどを乱さない(?)ように、
市ばかりでなく関連各方面や各企業や各団体にも
自分なりに、なるべく150周年にコミットしながら
持ち込み企画として、
【 青函帯2009 】 の仕込みを続行してきました
( → オフィシャル・サイト )
市も、この企画については早くから、
理解を深めてくれています
・・・ とはいえ別段、
この企画については
150というカンムリをつけたとて
助成金もなにもないのだし、
むしろ調整とか変更とか兼ね合いとかゴー待ちで
こちらの制作のあらゆる進行や手配が無益に停滞し、
カネも気力も、実現の可能性も失せるし、
甚大なる大迷惑をこうむっているばかりではある
*
それはよいとして、いっぽう、
全体事業に関する市の情報リリースが
いまひとつ十分に行われていないので
街には、全体事業の内容も現況も伝わっていない
そのことは市も自認しているのですが、
外部からの総合プロデューサとの兼ね合いもあって、
進退や意向の解決に至らぬ理由がある、
その詳細はここで触れるわけにゆかないけれども、
それでいまだリリースできず、
イニシアティヴも取れずにいるし、
それに対して当然沸き起こる、
市民からの憤懣にも答えられずにいる、、という、
非常に悶絶のジレンマを、抱えている
*
これらのことを
表面的、かつ対外的には
何ひとつ不透明極まりないからといって、
市には直接アクセスしないまま、
噂や想像で悪口を云うひと、
陰で動くひと、いいかげんにそっぽを向くひと、
冠をはずすひと、無関係に動くひと、
別タイトルでまとまるチーム、、
そうして、
どこからもイニシアティヴが取られていないゆえに、
同時多発に企画が各所でバッティングしてしまうケース、、、
あるいは心理的には
怒りもしくは無関心、あるいは呆れ、諦め
などなどという、
すこぶるインコヒーレントな現状がいまの函館だ
( もしくはずっとそうだった )
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祝祭もなにも
それ以前の問題で
わたしとしては、
行政も問題なのだが街だって問題だろうと考える
そして市の、その複雑で気の毒な立場も
心底、理解してあまりある
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理解しようとせずに
表面的なるものを糾弾するはフェアでないし、
街や財界のリーダーたちが
市へのサポートを望まないなら、
その後から進むものもいなくなるだろう
否、サポートなんぞ、これまでさんざしてきた、
行政などもう御免だという面々の多いことも知っている
そっぽを向くのは簡単だが、
- それで、いいのだろうか
それでは、ますます生産性のない話
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そしてこの、
長きにわたって
どろどろ不安定の累積した足もとを正さずに
さも取ってつけたような、
しらじらしくよそよそしいような、
仮面をかぶったような祝祭なら必要ない
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上記触れるについては
参事のゆるしを得たので書いておく
書くべきだろう
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夜更け過ぎの田舎道、
月と雪とで明るいから車のライトを消して走る
広大なる雪景色
白い畑の真ん中へ立ち入って、
ひかりの中にいつまでも居た
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満月をはさんで3日間、
雪でありながらその凛玲たる丸い月は
わたしの頭上で明暦に巨大な虹の輪を
深々と広げてよこしたので
この雪の三晩というもの、
つづけて遅い月光浴に出かけることができた
*
雪が降ると
明るいうえに寒くないというのは
北国の贅沢!!
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