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【 青函帯2009 】 について、
※ ↑ オフィシャルサイトOPEN!!
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過日、久しぶりに T 船頭より
「 さちよさん、幹部面々の席だからここらでまた、
話を詰めてみますか 」 と親切に招いてもらい、
緑の島に近い、彼等ヨットマンのクラブハウスへ
賄賂の焼き鳥と、
ビールの箱を担いでお邪魔する
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このたびは、【 青函帯2009企画 】 において
漁船のみならず
ヨットマンをめいっぱいフィーチュアしたいという
わたしの好き勝手な企画趣旨に
こころよく胸を貸してくださる( ことになっている ) のは、
HYC( 北海道ヨットクラブ )という、
北海道をベースとしたヨットマン事務局の、
まずはここ函館のキャプテン諸氏
青函帯企画とHYCヨットマン達とのコラボレートだ
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各ハーバーからヨットが
来年の真夏のある日を目指して航海してくるのを、
HYC函館のみなさんがホストする
仲間が一同に会し、互いに世界の話をし、
一般のひとびとも混じり、酒を飲み、
翌日にはおなじ海の男である漁師たちとも邂逅し、
ジャズに酔い、八代亜紀様で泣き、あぶったイカを食い、
海の男で栄えた函館の、地面そのものを、
喜ばせたい
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この日は、T船頭をはじめ、
T氏、K氏、T氏、T氏、K氏、、あダメだこりゃ
実名、
滝野氏に畳氏、熊谷氏、
高橋氏、田中氏、小松氏、、、という、
さも見るからに怖そうなヴェテラン陣だった
( とくに小松キャプテンなんか太平洋一周のひとだ! )
わたしはどこへ行っても、
・・・ というか随分どこにでもゆくので、
「 なんなんだこのアマ? 」 という、
その場のひとびとの心の声を聞くことに長けているが
こちらものっぴきならないのでしかたがない
そのうち許してください・・・・
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マリンというのは、
この街のひとつの教育環境にもブランドにもなる
彼らの
ポンツーンから風に乗って聴こえてくる
さんざめく笑い声やにぎわい、その光景や
闊歩する白い後姿やさわやかなストライプ模様や
真っ赤なネッカチーフやマドロス帽子、
胸に挿したクレイパイプに古びた海図、
航海の武勇伝や、水平線の夢や、マストの揺れ、
ベタ凪の鏡面の海のひかり、友達はカモメ、
ビットに片脚を置く男、うしろで女が髪をなびかせ涙を隠し、
深く遠い、寡黙な眼差しで語り継がれる、
海の男の哲学とスピリット、シーメンシップ・・・・・
( ↑ そのようなひとは、ひとりもいない。 )
ほんとは、「 足もとは便所スリッパ、手には焼き鳥 」
という風情だといいますが、
そんな虚実はどうでもよいのが陸のシロウトの色眼鏡!
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とにかく
その憧れの的ともなるヨットメンたちを
光景創出のキャストであり且つゲストでもあるとして
お互いに楽しみあうような場をつくりたいとおもう
結局なんだかんだと楽しくて、
力強くなにかが、進んだような気になった、
よいミーティングでありました( のかどうか? )
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このあと、畳氏が決意声明を持ってゆき、
札幌での会議という名の忘年会で、
ちゃんと表明してくださるという!
わたしは函館という土地そのものが、
もしかしたら孕んでいる、ないしは潜在させている夢、
のような何かを、手で触ってみたいのです
・・・ どうかいっしょにドツボにはまってください
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