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ああ春、
この、何もしたくなささといったら!!
すべき仕事をサボって
ちょっと湾岸をドライヴすることにした
*
こんどは
ジムニー( 可哀想なロバ )を唸らして東京を出発し
マザーロードの東北自動車道に乗って
長旅の友だったCDチェンジャーが
すっかり壊れたので
ゴワーとかキュルキュルとかガサガサーッとかいって
ハイウェイではほとんど聴こえない、
八代亜紀とキース・ジャレットのテープを
ムリヤリ交互にさし替えながら
いつものように22時間後、
ふたたび函館へ上陸しています
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このたび、
ヴェトナムからの帰国後いったん戻った東京では
仕事の整理と
築地にある国立ガンセンターへの出入りと
来年の企画、【 青函帯2009 】
に関連する方々へのプレゼンテーション、
それからいよいよ八代亜紀様サイドとの折衝とを
主としたもの
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生まれ持っての選挙スマイルも爽やかに
暑苦しい渋谷の大雑踏で 「 ヤァ 」 と笑う白い歯は
いよいよ桜も咲き始めた北海道最南端 M 町
町長 M 氏ナリ
M氏、別件で上京しついでに、
「 漁船に北洋、八代亜紀、ときたら僕ですよ 」
という弁舌どおり、
まずは仁義として
亜紀様マネージャー氏との邂逅が叶う
( この日は亜紀様は不都合で不在 )
渋谷の東急ホテル
オーダーしたジャスミン茶には
ひとくちもつけられないままじっと聴き、
またはひたすら説明する
*
来年夏の青函帯という企画は
『 海峡野郎と海峡小町、
亜紀様とジャズとキャバレーと 』 と
パブリッシュメントのディレクションを
かって出てくださったA氏が
すてきにサブ・タイトルを打ってくださったように、
函館の歴史の、大きな一部として輝いた、
海の男たちと花街とを
フィーチュアリングしたいものだが、
漁船のランプと漁師達の間で
亜紀様がジャズメンとコラボする挙句に
巨大キャバレーテントまで設置するという内容
*
( ふたりしてマネージャー氏の大きな背中を見送ると、
察するにあの方は、きっとキャバレーを
とても好きだろうから大丈夫だね、と云い合った )
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そして今回の函館では
青函帯企画のための、
市その他との協議や
いつのまにか大勢に増えていた応援者の皆様との
あちこちでのミーティングなどなど
それから
ITG 氏が探し出して借りている古い物件の
その後のコーディネイトと施工とを手伝うことになり
またしても廃屋同然だった空間と
愛の交流をはかりたいとおもいます
ひとまずは、
25日からおこなわれるアルジェント展に間に合わせて、
がんばってキレイに!
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( 昨年のキャバレー未完成でがんばってくれた、
このブログではおなじみのクローク氏も出入り中 )
※ クローク氏についての過去のページ
※ クローク氏についての最近のページ
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