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どうしても夢に逢いたいひとがあって
日夜祈っていたところ
ひと月近く待って今朝、ようやく叶った
まだ真っ暗な早朝に起きてプロテインを摂ったあと
気分がゆっくりだったから例の経済を少しさらって
まんじりともしないので二度寝したとき
彼が夢にやってきて、
甘く不可解な物語をとりおこなった
我 汝を待つことここに久し!
あああ
二度寝はするものだ!絶対に!
いったん途中で目が開いて
時計をたしかめるとまだ暗かったからまた続きをむさぼった
ヴェランダはすべて
マンションの大規模修繕のための工事のうち
コーキング段階に入り、
きのうから開口部のすべてが
ノンポリ養生( 薄膜 )ですっかり覆われてしまったので
窓が開けられず、視界もゼロ
まるでコクーンのなかで見る夢
ひっきりなしの早朝からの風に
養生材が永遠にはためいているのが、
絶え間ない雨音に聞こえる点も
わたし好み
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しぶしぶ免許の更新に出かけ、
ピカピカの新しい免許証になったその翌日に、
さっそく銀座で駐禁切られて不甲斐ない心もちになり
あんまりガッカリしすぎたので
それ以上に平静をよそおい、
というか虚ろな気分で車を発し、
なるべくその件については
なにもなかったかのように頭を飛ばしていると、
どこからか何事かに話しかけられているような気がして
じっと耳を徹しつつ、
無表情に東京を見て過ごした
どうやらこのときわたしに
話しかけてきたものは、「 函館・大門 」 という土地です
そのような道中で、
いきなりですが以下が決まりました
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次回の企画予告 ;
函館市内旧花街大門某所にて
ちょっと大掛かりな仕込みで
【 チュニジアの夜( 仮 ) 】
主ターゲットは60歳代前後の紳士淑女
( 若人歓迎 )
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いずれの空の月も同じ
冷たい夜の光を放ち、輝くことに変わりない
だが、チュニジアの月ほどに、明るく輝く月はない
星々が空に輝こうとも、賢者たちは知っている
砂漠の道を照らすのは、チュニジアの月の他にない
言葉で語るに語れぬほどに、エキゾチックすぎる夜
夜ごと、夜ごとに更けゆく夜は、いにしえの世へと沈み行く
昼間の煩いごとは消え、解き放たれる時がくる
夜ごと安らぎの満ちる場所、それは素晴しきチュニジアの夜
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悩ましい二拍三連符、裸の女、
激しいミュートのジャングルムード、
うわあスゴク楽しそうだ!!!