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行政で決定した事項と
こちらが、仮で準備していた一連のものとの
すり合わせ作業を探っていったん、
【 青函帯企画 】 において、
( サイトは現在オフ中 )
練り直しと再構築のためブレイクをはさんでいる
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市長が先月になって、
「 いまが産みの苦しみのとき 」 と云った
それを受けて
内容や兼ね合い、会場や設備やインフラの使用条件等、
開港150周年全体事業主側に
影響され、且つ従う立場にあるこちらはいま、
「 産み直しの苦しみのとき 」
になっているのでしかたがありません
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スピリットも時間も作品も意図も
行政側の容れ物に納めるということが、
こちらのイメージや発想や構図や可能性や気分を
縮小させる意味でないことを望む、
それこそが企画の意図だしそれこそが150周年だが
どうもタイヘン辛い
*
このまま月日が
2月、3月、2月、1月、12月、11月、12月、
1月、2月、1月、12月、11月、12月、、
と冬を繰り返してるんだといい
夏など来るな
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2月1日の日記を読んだ晩、
わたしの胸中を予想し、
東京から深夜の我が社に電話をくれた中のひとり、
このたび照明チームで参加してくれるタケヒロ氏
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「 落ち込んでるのか
またはまったく笑ってるかどっちだ 」
わたしはそのとき
限りなくポーカーフェイスの心境だった
- 電話氏いわく
1・ 俺たちはたとえギリギリ
2ヶ月前のゴーサインだって対応してやるから
じっくりやれや
2・ 仮に青函帯が立ち消えた場合でも!
俺は行ってやるつもりだ
という内容で夜更けの2時間、
すこぶる暑苦しく、東京から励ましてくれた
うれしいね
ありがたかったが翌日、
大間行きの朝のフェリー乗り場へ
すっかり寝坊してすべり込んだんだった
*
タケヒロ氏所属の照明チーム
” キャバレー照明といったらウチよ! ” といって
じつは2007年の 【 キャバレー未完成企画 】 から
ずっと東京にいながら応援してくださっていた御縁
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F女史という御年70歳、
赤坂の夜を、東京の夜を彩ってきた
カリスマ女社長が親分で
わたしはこのひとをみると
本能的に血が騒ぎ、
東京が東京に見える ( ← わかるかね? )
mm、東京を東京らしくするひとがいる
というか
これらのひとがいるから東京が東京である
んん、、東京が東京であるときに彼女がいる、
ええと東京のクリエイティヴシーンに、、、
プッなんか古いな
東京の、、東京が、、、、、、あしつこい?
( 好きなのよ東京 )
*
とにかくね、エポックなんですエポック
イヤ、記号といおう記号、、そう、このひと自体が
東京の、記号のひとつ、そうそう
このひとのシルエット、このひとの凄さ感、
このひとが積み上げる小さな判断と直感とスピード、
このひとが過ごしてきた世界、
どれも記号だ
*
そしてその記号をなお、
記号たらしめているのがタケヒロたちだ
彼らが、来る
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過日、、
絶対にわたしとふたりになるシチュエーションを
全力をもって避けようとするヘキをもつ
ヨットマンの T.船頭がなんと
曖昧な顔をして単身、我が社を訪れた
・・ 珍しいことがあったもんだ
*
「 こりゃあ俺たちのクラブハウスに使いたいねえ
そろそろあそこも、恥ずかしくなってきたよ 」
なんて、室内を見渡している
( そうそう、あのクラブハウス・・・
というか 『 ただの仮設の詰め所 』、
まるでまったく色気もくそもないですからねえ、
入り口にいつも犬猫の糞はあるけれども )
- ところで俺たちも、
あんたの胸中を心配してる
メールの返事は来ねえし、、、
怒ってるか悲しんでるか疲れてるか、、、
この夏、
俺たちのヨットとあんたの青函帯とは、
車の両輪であって云々、、、
*
窓から見える夕景の緑の島を見やって
夢の構図を話し合う
「 ・・・ 夢みたいだなあ、、、
そんなことがやれたら 」
と男は
ポロポロと涙を落としては
一羽のカモメみたいな背中を見せて帰った
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銀座の謎のドンから
『 キャバレー未完成 』 の本、
発売前予約10冊と、( ← もうじきです! )
青函帯企画準備に、
必要なら手足として有能な女子を
一切の経費持ちで送り込んでやれること
*
このひとは以前こうも云った
俺たちはじゅうぶん、
行政に対することは胃潰瘍とヒステリーの元凶
となることを知ってあきらめている年代だから
深入りしたくもねえが、
ちゃんと頼れ
*
シビレる、
2月の夜々
*
みなさん景気づけありがとう
Don't worry
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