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開港150周年ということで、いま、
来年同時に150周年を迎える全国それぞれのちまたでは
港についての議論が大流行!
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まる一日中、どこへ行っても
きょうは港の話以外していないという日も、少なくない
とくべつな1年間だ
いやワクワクしちゃうね
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ウォータフロントの石畳を歩いていた午後遅く、
あんまり暑いから、ビヤホールにでも入る
が、すぐ出る、
、、、が、また入りたくなる、、、
が、やっぱりすぐ出る
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このあと市長もパネラーを勤める、
とあるシンポジウムに参加するのだから、
どこかで冷たいお茶でガマンを、
するべきだ
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で、ヨットマンM夫妻のところへ
【 青函帯2009 】 について
進捗状況報告と仁義、といって立ち寄ると、
「 マー!さっき噂をしていたところ 」 といって
まんまと冷たいお茶が出てきた
夫人の赤と青のしましまのスカートが、
窓際の、夏のひかりに映えてよかったな
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冷たいお茶に救われたあと
街で鳴らす経済人グループが
煉瓦倉庫で主催した、とあるシンポジウムへ
日ごろから慕っているお兄さんたちの主催だったし、
客席の面々も好きだったし、
わたしなりの視点もある内容ときては、
ひとまず興味深かった
そのアフターアワーズの別席、
官や財界の面々のなか、
小さなわたしにもマイクをまわしていただいたので、
ちゃっかりペラペラと、
マリンだのヨットだのをあげて、
いつものようにエラそうなことをしゃべった、
しかもすんごく長く、 ( ワハハ )
我ながらエラそうだ、門外漢のくせに、
などとおもっていると案の定、
いまだ未知であった、
ジュニアヨット界の重要人物氏がそのなかにあって、
あとでその御仁がマイクを持ち、
彼が誰なのかを自己紹介するとともに、
わたしの顔を見すえてニヤリとする
・・・ わたしはしんそこ激しく、
自己の存在を恥じることになって胸中、土下座
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そのあとで
別のチームに呼ばれて出向いた別席でも、
まさしく港湾関係の財界人たちに引き合わせていただくが、
すでにして酔っ払いだったおじさまたちに
やおら腹が立ってわたしは、
無礼をした
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そういうことが重なって翌日から、
すかさずあらためて、
各方面へ、仁義まわりというワケです
・・・・
軽やかにペンを執ったが
ここらでだんだん重くなったね
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ああ なんぞ雨もしくは曇天のわたしと函館の空
遠くを見た向こうの天空が明るかったので
ひかりを求めて久々の大沼方面
360度、ぐるりと全天を見渡せるこの街の
上空の雲がまんべんなしにダイナミズムを見せている
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途中、
時速30キロでのらりくらりと前をゆく
わたし好みのトラクターのうしろに付き、
追い越さない
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そしてヒゲ氏をおとづれて、
夕凪、そよ風の刻のカヌーに乗せてもらう
あたたかい沼から湧き出る清冽に冷たい清水を飲み
人生は、
時速30キロもしくはそよ風
・・・ それくらいで走るべし
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