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- 青函帯!! イケてるイケてる!
ブルーズいうたらねえ、
まかせなさいってのよ、僕らに、ねえエリちゃん、そうやね?
エリちゃん乗るんやろ?
だから僕も全面的にバックアップするで、
ねぇ、するでするでするで?
*
この男は身体中に濁流を秘めていて
強烈な勢いと渦巻きでひとを巻き込み、
意味深に光る瞳で上下左右に引っ張りまわす
眼と、身体と、脳と、感性とが
よどみなくアクティヴでシャープ
こちらは激しい流体に身を預けているような眩暈がする
ヨコハマにある、彼らのアジト
ここ、イカす
手持ちのキャメラがあったなら、
わたしそのまますぐに映画を撮るとこだ
歌手の大野えりさんと
マイム・アクターで収まらないクリエイター、北京一氏
この日彼らはわたしの知りたいものをたくさん持って
眼の前に手を広げてくれている
*
えりさんのことを
2006年4月にたまたま立ち寄った、
いつもの青山のジャズクラブで見たあとの5月、
折りよくわたしの函館滞在時に
ベーシストのヨネキから電話があって
さっちん、6日後に俺たち、
えりのバンドでツアー北上するが函館はプレイなしで素通り、
せっかくだから、どこかで1セットでも遊ばせてくれないかな、
と来たもんだから
彼らを素通りさせる函館なんてダサい、
とおもって受け、
photo by Takahashi.
おおわらわで6日間、ドタバタと駆け回り、
135名もの集客ができて
【 イキナリ海辺のジャズ 】 をセットした、
という楽しいことがあって以来、
エリさんたちには仲良くしてもらっている
*
彼女にはそうして、
いわば偶然のご縁で終わり、ということでなく、
あらためて正式にステージブッキングを組んでスジを通そうと、
かねてから考えてあったので
こんどの青函帯3デイズ企画の初日、
ヨットマンたちと前夜祭みたいに楽しむ、
ブルーズ・サンセットにエリさん、と持ちかける
「 あんた!それは! 云々!! 」
と盛り上がってくれて、
ヨコハマにある北京一氏のアジトに呼ばれたというワケ
*
彼ら、人生まるごと
めくるめくセンスとアイディアと
人脈と知恵と可能性とをあちこち縦横無尽にブッ飛ばすから
それでいっそのこと
ブルーズ・サンセットのオーガナイズをおふたりに依頼し、
なんと、『 エリ&北京一プリゼンツ 』 で
やっていただくことにしたね
わたしはより一層がんばれて、
そしてより一層、ラクだ
それではガッツリ資金確保をして、
みなさんをシビレさせます
*
青函帯、ちゃくちゃくと組織ができています、
皆さんサンクス!!大感謝!
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