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はやくも時は五月
さくら、木蓮、連翹、、、函館はいま花盛り
視界のすべてがぼんやりと花霞み
わたしのこころもまた
、、、というわけにもゆかない
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今月あたりから、
2009年の青函帯企画の仕込みは
青森方面へのアクセスを開始したくおもっている矢先
( 青函帯企画趣意2/10 )
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きょう、表敬に出向いた
東日本フェリー社での臨海フェスで
( 来年の開港150周年へのプレ・イベントとして開催中 )
テラスに出てきたゴキゲンなグループは
クラシックカーのオーナーズ・チームだったが
「 ビル! 」 ( ビール! )
「 ワサモケレ! 」 ( 僕にもください! )
なんて
それはすんごくナマっている殿方たちで
どちらのかた、とたづねると
( 訊くまでもなく ) 「 アオモリ! 」
ということだったので
これさいわい
どうか友達になってくださいとお願いして楽しんだ
まずはお友達からスタートいたしましょう!
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大人たちのくださる対応を少し
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過ぎし2月の早いうちに、道庁へ電話し
(前) 経済部参事監N氏から
「 さちよちゃん、そのかたはねえ、
官でありながら同時に海の男でもありますからきっと、
その企画には、燃えますとも 」
と、ありがたくもったいないことに
渡島支庁何部の IZ 部長へつないでいただく
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さっそくその、
官でありながら海の男でもあるIZ部長へ電話いたすと
たったいまN氏から電話で聞きましたよ、
まさしく今日会えますからいらっしゃい、
と賜ったのでその日、すぐに行った
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早くてうれしい
1年先のことだが、それまでにわたしが
函館滞在する期間はそのうちのたった半分、
現地函館での準備期間とすれば、すこぶる少ない
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函館港のぜぇんぶに影響する企画ということで
港湾関係各社の同意やら調整やらが、膨大に必要
「 社長いま会えますか 」
「 おああああ、来い来い来い、ドーゾ、今いいよ 」
( 昨年の企画で届けた協賛願いには無反応だった )、
シッピング・エージェントのK社長
「 ええ?こんどは何をやるだと、フンフンフン、
・・・・ なんてな!
じつはまあ、先ざきからもう聞こえてて
とっくに知ってんだケドネ!
あんたの企画書にある、
これらの関係各社各事項、のここ、
ざっとみて少なくとも6つか7つの項目はウチ関連、
ハッハッハァ、まだ出るね、まだあるぞう、
まかせなさいまかせなさい、
あんたは早く、市のオフィシャル認可を正式に取ることネ
でないと俺たちみぃんなが勝手に動けんのよこれは、
いっこくもはやく取れ、イヤこの企画は膨大、
去年のキャバレーの100倍むずかしい内容だぜ
比べたら去年のなんかチャラチャラチャラ!!
ハナシになんねえくらい!わかってる?間に合う?
大丈夫か? できるか? ウァハハ!! 」
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国交省開発建設部
頭脳明晰なる I次長が
ヒゲを長くして待っていてくだすった
「 君もあちこちまわっていて
ここへも来てくれたからにはね
しゃべって終わり、じゃなくて
なにか1歩でも進む材料を得させたいね 」
・・・・ という話の進め方が、
とても大きくてパワフルに響くうえ、
会話におけるフォローのしかたが世界標準、
かつこのうえなくフェアで高貴な御仁
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おぢさん( 固有名詞 )のところへ抜き打ちで寄った
※ 昨年のキャバレー未完成の企画では
とてもお世話になった神々のひとり
「 ハロー元気、 」
「 わい、なんだべ、やだよオレ、
せっかく今まで働いて疲れてさあ、さて今からゆっくりしよう、
というときにあんたの顔見たくねぇんだよね、何の用さ、
あんたがくるとなんだかいちいち、ギクッとするぜオレ
心身にわるい、巻き込まないでよ、やだからね、
オレはカンケーねえ、知りません 」
「 来年さ 」
「 アーアーアー!聞かないよ!云うな!
聞こえない! ワーワーワー!俺は聞こえない! 」
「 緑の島でさ 」
「 ワーワーワー!! 」
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「 社長いつ会えます 」
「 mm、、、ムリだ、俺にはねえ、妻子があるのよ 」
「 ......。 」
「 、、、、ウソです、今いいよ、
会社に来るなら妻子はいいよ、今すぐ来い、
イヤーイヤイヤイヤ!!
待ァ~っていたぜい、早く来い、ガァハハ
もう俺はこの街のじれったさにはなあ、
ジ~レジレしちゃってんのよホントに!! 」
ここKB社の奥の院へゆくと
大勢の社員の方が全員、
一斉にザザッと起立して口々に挨拶を発して迎える、
というのが決まりのようで ( 帰りも )
毎回ギョッとする
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「 社長こんどは多額のご協賛金のみならず
会場へのシャトルバス運行もお願いしたく存じ 」
「 アアアアッタリメエだそんなもの、
協力するに決まってんじゃねえかよ 」
・・・ ヒュー
( 怒られるかとおもったのに大丈夫だったので
なんとなく胃が痛くなった )
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前出Hフェリー社
まるで航空機みたいな高速船も
この春2艘に増えて
淋しくてつらい、影のある津軽海峡が
すっかりゴージャスになった
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KG社長強めて曰く、
「 別れの海峡、むせぶ霧笛、コートの襟につのる雪、
北へ帰る人の群れは誰も無口、なんかではなくて、
津軽海峡はジャズでしょう! 」
ここで働くK氏にもアクセスすると
階段を
激しく2段飛ばしで
髪の毛を振り乱してバサバサと登場してくださって叫ぶ
「 青函帯!!ウハーいいですね!
僕ら、みちのく方面にはですね、
命がけで営業いたしますよ、コレ!!
やりましょうやりましょうやりましょうやりましょう!!! 」
・・・ と、
あまり表情を動かさないので
ちっとも興奮しているようには見えない、
まるで感情の伝わってこないK氏、
かさねて猛烈に叫ぶ
「 サッキュウに!うちのM氏も紹介します 」
といって、
つくづく早急である翌日すぐに、
ヨットマンでもあるM氏、
企画力に長け、顔も体躯も広い巨人との面会を
融通してくださったのだったし
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などなどなど
各所、ハイスピードなやりとりをいただいて
たいへんうれしくて感謝しています
ゴールデン・ウィーク中は東京へ戻って仕事します
取り急ぎお礼を!
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