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電話が少々...
ここでも訂正を記しておきます;
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おととし2006年の段階で作成し、
水面下にまわしていた、
ある企画のための、
13ページにも及ぶ趣意書があって何かというと
今年2008年に
おこなわれる予定が持ち上がっていた、
※A級ディンギー※ の全国大会函館開催
( ※ 風だけで走る、
木造クラシカルな無動力の小型ヨット、
クラフトとしても超美品! )
( ※ あ石原慎太郎氏などが、
大海原へ出る前の、いわばヨット事始めがコレ )
これに合わせ、
全国から集まるシニア・シーメンのための
ウェルカム・イベントを
ディンギー発祥をスウェーデンとして
( オランダかも知れないのだけれどいいんです )
かの地、瑞との交流をからめ、
函館湾内に埋め立てた 『 緑の島 』 における
国際イベントとし、
北方圏ジャズ・ボルボ杯を展望していた、
【 Dynghy meets Jazz 2008 】
わたしはこれを
2年近くあたためていたのではありましたが、
昨年、<< キャバレー未完成企画 >> で忙しくしていたあいだに、
A級ディンギーの受け皿であった、
主管の老先生が体調を大いに崩し、
函館での全国大会誘致をあきらめており、
大会開催は葉山になってしまった、
という
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キャバレー企画が終わったあとすぐに、
老先生宅へお邪魔して打ち合わせをしましたが
業界では孤立した存在氏であったためと
病衰の身ではむずかしく、
身体あってのこと、
ムリをすべきでないと話し合い、
これについての膨大な趣意書は昨年秋から、
棚にあげることになっていました
と、これが、
訂正というか棚上げ声明です
趣意書の渡っていないところからも、
問い合わせをいただいたりなどして混乱があるので、
とりあえず広くブログに記しておく
*
そしてこれには、その後、
付記すべきことがあります
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「 さちよ君ぼくは、
体調が整って後進がいるならば、
2,3年のうちにリベンジとして全国大会を誘致したい 」
、、、、 との声を聞いて別れた昨年
*
先日、お元気ですかと電話してみると
哀しい声が返ってきて曰く、
「 君に相談しておくことがある、
実は昨年、あのあと、さらに重ねて手術を体験し、
ぼくはもうだめだ、ディンギーもこれでは行く末なき故、
あれらは港で燃やしてしまおう、
とおもっているがどうか、、、 」
「 エエッ!!なんだッてんですか!
タンマ、それは断じて許されないとおもいます! 」
「 イヤちゃんと消防には申請して、、、 」
「 ちがいます!!
消防が許したってダメだとおもいます! 」
*
じつは
函館に現存する、貴重なA級ディンギー3艘はいま、
この老先生が管理している形です
A級という木造スタイルは
すでに21世紀型軽量素材のスポーティなものに
スッカリ駆逐され、
あのうつくしい姿は、現在ではまるで主流でありません
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ヨット及びディンギーに関しては
門外漢であるわたしではありますが、
周囲にヨットを愛好する大人たちが多数あることや
数年前にA級ディンギーの麗姿と出会ってしまったことで
ひとまずこれは他人事ではないのです
ビックリしたわたしはすぐに
まず誰にいえばよいのかわからないまま手探りで
市と
ヨット関連の大人たちとに電話し、
とにかく相談を始めた
わたしとて
なんでもかんでも
保存だの管理だの手入れだのというのが
必ずしもフェアでなく、賢明なことでもないということは
心得ている
独善的なもので終わる危険もあろうし、
その後の管理云々も、そうカンタンにはゆかない
淘汰や駆逐や弱肉強食には意味があって、
そしてそれら新陳代謝を重ねて、世界はまわる
*
だからそれも含めて
貴重なA級ディンギーをぜんぶ燃やすことが
正しいことなのかどうかを、
たずねまわった
かつては
ヨット事始めのみならず、
老いてなお長きにわたって愛され、
自作を競い、手入れして慈しんだ、
シーメンシップを学ぶ紳士の道具だったが
いまや、
内海を回航した小さな白い木造ヨットは、
( とはいえレースは過酷 )
かなしいかな、
過去の海辺の、ケガレなき眼の友として、
ただのロマンティシズムに堕するものなのか知ら?
果たして -
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ちょっとスイマセン、わたし、いま、
鹿を食べにゆくんだから、ブログは、あと。
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