■
わたしには世界一嫌いなものがある。
それは 【 午後の2時 】
こればっかりは。
なにをみてもウンザリしてしまうんだよ。
*
しらじらしい太陽。
まるで音が収束してしまうような目眩。
間延びしてばかみたいな空気。
アホっぽさ。
長年変わらずに所有するこの嫌悪を
ときに自己分析してみると
・・・・・ 書いたけれども
あまりにル・サンチマンに過ぎる気がして消しました。
*
昨日のオフはこの刻限に、
T氏の厄除け参詣のため大師へ同行した。
午後2時のウンザリした心もちは、
多分に、ある種のキッチュさが混在しているとおもう、
現実にキッチュさのなかにあってそれは、
すこしだけ緩和される。
盆栽屋、籠編み屋、団子屋、モツ煮屋、
アナログなパチンコ屋。ビンのラムネ、子供たち、
小さな尼、参道を行き来しにぎわう年寄りたち、
町内の職のないスケベなおっちゃんたちの揶揄の声。
金ピカのオブジェ、空海カラー、御護摩の申し込み金額の選択。
声。
音。
only ' sssigh tendo moussaugh
ncou kyo ne hang
sanz et shou butz
e - hang nyac ha la mytta co., ?
■
ねえ今夜、こりゃ桜でも見ようか。
来週じゃ手遅れ。