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セカンドファミリーの店での平和な仕事を
そろそろ解雇していただき、
いよいよ本格的に
9月24日、秋のジャズ企画
【 大沼 Hot Ride - ほとりで 】 について
営業活動をはじめています。
みなさん、
今シーズンもどうぞよろしくね。
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まずは
” ジャズ年寄り連 ” たる各会社の社長さま方への
仁義と挨拶のために、大沼産の野菜を持って駆け回り、
昔のはなしを長々と聴くハメになったりしつつ、
その合間に、大沼と函館市内の
カフェやレストランやショップ等へのフライヤ設置依頼、
夜はバーなどへ、と地域を決めてまわります。
当然ほとんどの店で、
営業させていただきつつ、なにか一杯飲んだりするわけで、
結果として、行く先々でいちいち珈琲だのペリエだのお酒だのを
オーダーし続けるものだから、もうすでに破産だし、
連日、お腹いっぱいです。
途中、石畳の坂道に
ワーゲンバスの移動カフェがあったのを素通りし、
やはりまたUターンして戻り、
9月24日は大沼で店開きませんかとスカウトし、立ち話をしました。
Good Smile の彼、来てくれるかな。
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先日はさっそく、
一番乗りのチケ予約の電話をいただきました。
一番乗りのお客!!
これは死ぬほどうれしくて、
すっかり飛び跳ねちゃいました。
チケットはどちらで購入できますか、と訊かれて、
「 アアッ忘れていた!いま作ります 」 といって
急遽、手描きしたのをハサミで切って、
我ながらびっくりするほど貧乏臭いチケットが出来ました。
( コピーでなく全部手描きです... )
当日、Bar を担当してくれる店の敬愛する入村店主から、
あんたバザーでもあるまいし、
これで本当に極上のアーティスト連が来るのかって
訝られるのではないかい!
と突っ込まれましたけれどその後、
わたしが敬愛するもうひとりの友人、コマヤ氏から、
「 イヤこれに勝るものはありません、」 と5回くらい云われたので、
これで通すことにします。
ちなみにチケットとフライヤの用紙ですが、
わたしが自作で用意していた、
コピー用紙を使ったかわいそうな手描きに対してスポンサがあらわれ、
おまえの哀れな手描きをすこしでも立派にしてやるといって、
とある紙商が、すばらしいカラー上質紙と、さらにもっとスゴい紙をどっさり、
出血提供してくれることになりましたので、
みなさまをガッカリさせる手触りのものではありませんし、
両面刷りましたが、裏が透けることもありません。
おかげでなかなかの評判になりました。
新聞へはいつ頃、広告しようかしらと戦略を練っていた朝、
まさしく北海道新聞社から取材の電話が入りましたし、
来月アタマには、地元FM局でのトークも決まりました。
キリンビールさんからは、
支社長じきじきの申し出により、
Heart Land Beer 小瓶の提供もいきなり決まりました。
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今夜、その現場となる大沼の町で、
東京から来た顔見知りのテナー吹きと、
函館在住トリオとのジャズライヴがあるということだったのですが、
破産だし、どうしようか迷いましたが現地への挨拶も兼ねて、
これも仁義とおもい、駆けつけてきました。
ところは場末のスナック然とした店、
看板に、【 唄って踊れる和風スナック 】 とあります。
いやあまいったな、
とおもいつつ仁義ですから、行くのです。
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途中、行きつけのバルトに立ち寄ると、
バンドのメンバー達が食事していたところだったので
やぁやぁと乾杯をしてよいプレイを祈り、
たまたまそこに出くわした旅のキャンパーも誘っておいて、
濃い霧のなかの
【 唄って踊れるスナック 】 へゆきました。
果たしてこれがヤンヤヤンヤで
大沼の静かな夜に、
こんなにひとがいたのかというほどの入り様で関心しきり。
おかげでたくさんの地元のかたに、
【 Hot Ride - ほとりで 】 の案内とご挨拶と、
それに大事なつながりとができました。
プレイについてはノーコメント。
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さきほど夜更けて帰宅すると
我が父さんが倒産したというので!
それでは念願の、小さなジムなんかでも
開設させていただこうかと、思案しているところです。ラッキー。